防災館(ぼうさいかん)ツアー

9月7日に、池袋(いけぶくろ)の防災館(ぼうさいかん)の体験(たいけん)ツアーに参加(さんか)しました。

学習者(がくしゅうしゃ)3名(めい)、会員(かいいん)9名(めい)の12名(めい)で、13時(じ)から14時(じ)40分(ぷん)まで、4つの体験(たいけん)をとおし、防災(ぼうさい)について学(まな)びました。

 

1.救急(きゅうきゅう)コーナー

心肺蘇生法(しんぱいそせいほう)やAEDの使い方(つかいかた)を体験(たいけん)しました。一人一台(ひとりいちだい)ずつ人(ひと)の模型(もけい)をつかい、心臓(しんぞう)マッサージ/胸骨圧迫(きょうこつあっぱく)とAEDをつかってみました。倒(たお)れている人(ひと)がいたら、

 

1)肩(かた)をたたいてよびかける

2)まわりの人(ひと)に助(たす)けをもとめ、救急車(きゅうきゅうしゃ)をよんでもらい、AEDをもってきてもらう

3)呼吸(こきゅう)をしていなければ、胸骨圧迫(きょうこつあっぱく)をする

4)AEDがきたら、あけて、音声指示(おんせいしじ)にしたがい電極(でんきょく)パッドをはり、電気(でんき)ショックをかける

5)胸骨圧迫(きょうこつあっぱく)をつづける

実際(じっさい)にやってみると、力(ちから)が必要(ひつよう)で、何人(なんにん)かで協力(きょうりょく)することが大切(たいせつ)なことがわかりました。

 

2. 煙(けむり)コーナー

煙(けむり)の中(なか)で出口(でぐち)をさがして避難(ひなん)する体験(たいけん)をしました。タオルやハンカチで口(くち)と鼻(はな)をおさえ、低(ひく)い姿勢(しせい)でかべをさわりながらゆっくりすすみます。グループ全員(ぜんいん)がにげられたか、人数(にんずう)を確認(かくにん)するのも大事(だいじ)です。

 

3.地震(じしん)コーナー

東日本大震災(ひがしにほんだいしんさい)と同(おな)じ震度(しんど)7を体験(たいけん)しました。テーブルの脚(あし)をしっかりつかみ、テーブルの下(した)にもぐっていても、体(からだ)をささえるのが大変(たいへん)なくらいでした。

4.消火(しょうか)コーナー

消火器(しょうかき)を使(つか)って、スクリーンの炎(ほのお)にむかって放水(ほうすい)する消火体験(たいけん)をしました。

消火器(しょうかき)は重(おも)く、ねらいを定(さだ)めるのがむずかしかったですが、みんながんばっていました。

 

 

おわってから記念品(きねんひん)をもらい、集合写真(しゅうごうしゃしん)をとって解散(かいさん)しました。

 

地震(じしん)や火事(かじ)は、いつどこでおこるかわかりません。話(はなし)を聞(き)くだけでなく、実際(じっさい)に体験(たいけん)してみるのはとても大事(だいじ)なことです。

今回(こんかい)参加(さんか)できなかった人(ひと)も機会(きかい)があったらぜひ、いってみてくださいね。(T.M.)

 

防災館サイト

池袋防災館|各施設のご案内|防災館 東京消防庁 都民防災教育センター (tokyo-bskan.jp)

防災館 東京消防庁 都民防災教育センター (tokyo-bskan.jp)


学習者(がくしゅうしゃ)の感想(かんそう)

Cさん(ミャンマー出身)

 あんなに大(おお)きな地震(じしん)は生(う)まれて初(はじ)めての経験(けいけん)でした。震度(しんど)7でした。その経験(けいけん)をしたので介護(かいご)の施設(しせつ)の利用者(りようしゃ)さんに地震(じしん)の時(とき)に安全(あんぜん)をかくほするようにアドバイスをしました。

 しんぞうマッサージ、消火訓練(しょうかくんれん)、けむりの中(なか)で逃(に)げるなど、実際(じっさい)の経験(けいけん)ができて良(よ)かったです。

 介護(かいご)の施設(しせつ)で働(はたら)いているので、しんぞうマッサージの体験(たいけん)は仕事(しごと)のために役(やく)に立(た)つと思(おも)います。